こんにちは。着付け教室や出張着付け、着物業界の方のWEBサイト制作や着物イベントなどの情報発信を京都からしています。きものハナオムスビの栄里(@eri_hanaomusubi)です。
初めての方はプロフィールをご覧ください。
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現在着付け講師の他に着付け師としても仕事をしております。
着付け師の仕事、これまでの仕事について書いてみます。
着付け師とは?
着付け師=お客様に着物を美しく手早く着せる技術を持った人
全く着れない方、普段着物は着れるけどフォーマル着物はプロに頼む方、特殊な着物などは着付け師が必要となってきます。
着付け師の資格はあるの?
着物は特に資格なく人に着付けることができます。ご家族やお友達に着せている方もいらっしゃいます。
お金をいただいてご要望に沿った着付けができるのが着付け師。どれぐらい経験があるか、着付けのセンスがあるかで大きな差が出るところです。
着付け技能士という国家検定もあります。
全日本着付け技能センターが、2010年より実施している技能検定で1級と2級があります。
着付け技能士は美容師免許のように絶対のものではありません。
着付けの仕事はどんなものがある?
ご依頼をいただいて教室に来て頂く着付け、美容院など指定の場所に出向く出張着付けの仕事があります。
想像しやすいのは、成人式、結婚式、卒入学式、お宮参り、七五三、弔事など式典のフォーマルな着物ですね。
実際私もそのくらいしか想像できませんでした。
あとは関東方面ですと、芸能人の方や雑誌などメディアの着付けもあります。
着付け師にはどうやってなれる?
着付け教室や学院に通って技術を習得、先生のアシスタントとして現場に入るという方法が一つあります。
成人式や卒業式などお客様がレンタル衣装屋さんに申し込んで、広い会場で大量に行う着付けの場合は取りまとめの先生がおられて、複数人で現場へ出向き着付けをします。繁忙期だけお仕事をされる方も少なくはないと思います。
ご自身で練習を重ね、個人でお仕事を受けられる方もいます。
着付け師として仕事をされている方は一度はどこかで着付けを学んでいるかと思います。現場経験のある先生に学ぶのはとても意味があります。
私のこれまでの経験、実績
着付けをお仕事としてするようになり6年。着付けは4カ所で学びました。
これまで着付けをしてきた現場は本当にたくさんあります。あげてみると本当に多種多様です。
成人式、卒業式以外のものをあげてみました。ちょっと変化球なものが多いですが、これも私らしく貴重な経験だなと思います。
2014年
- 京都着物レンタル着物Wargoの広報用イメージ
オープニングのアルバイトで入ったレンタル着物店。実は初めての着付けの現場で有名ヘアメイクの先生とのお仕事で緊張しまくりでした。 - 京都のレンタル着物店(2社)でお客様への着付け
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
2015年
- 明石家電子台 特番京都ロケでお笑い芸人に着物を着付け
- 某美魔女の方に浴衣や着物の着付け、ハロウィンコスプレの着付け
- 京都のレンタル着物店(2社)でお客様への着付け
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
2016年
- Live! Do You KYOTO? vol.9 歌手の方に浴衣を着付け
- 浴衣宴遊会 演者への着付け
- 京都のレンタル着物店でお客様への着付け
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
2017年
- 三十三間堂通し矢
- 浴衣宴遊会 お客様、演者への着付け
- 京都のレンタル着物店でお客様への着付け
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
2018年
- 京都コレクション ウォーキングパフォーマーへの着付け
- 浴衣宴遊会 お客様、演者への着付け
- 京都のレンタル着物店でお客様への着付け
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
2019年
- ビューティマダムショー 浴衣着付け
- ミスなでしこ ファイナリストに振袖着付け
- 浴衣宴遊会 お客様、演者への着付け、ショーのスタイリング
- 京都コレクション ウォーキングパフォーマーへの着付け
- 京都のレンタル着物店でお客様への着付け
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
2020年
- 着物ギャラリー&アトリエ善 イメージ動画撮影
- 同志社大学ミスキャンパス ファイナリストの自由発表で訪問着着付け(見事グランプリに輝かれました)
- ミセスなでしこ ファイナリストに訪問着着付け
- 京都コレクション ウォーキングパフォーマーへの着付け
- 静紀社中のイメージ動画撮影で着付けアシスタント
- 打掛のカタログ撮影のアシスタント
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
2021年
- ウォーキングパフォーマー作品撮り
- 着物ネットショップでのモデルへの浴衣や着物の着付け
全て紹介やブログ、SNS経由でお仕事をいただいています。着付けを学んだ先生の現場にヘルプで入ることもあります。
着付けのお仕事に必要な技術
着物を人の体に着せるというのは毎回同じことではなく、着物も体も変わるので同じ技術が使えるわけではありません。
その時その時に応じて臨機応変に対応していく応用力が求められます。とても職人的な仕事です。
基本は振袖や留袖、花嫁着付けができれば、ある程度応用が効きます。あとはとにかく回数です。着物の種類や現場の状況も様々なので、やったことは必ず良い経験になり、スキルに繋がります。
そして対人(たいひと)であるので、接客スキルも必要です。
とにかく学び続けなければならないと常に感じています。
これは現役の着付師さん達は皆常に思っているのでは無いでしょうか?どんなにベテランの方でもずっと練習をしているイメージです。着付けの練習会、勉強会も多く行われていますよね。
私もまだまだ足りない部分が多いのでもっと学びたい分野です。
今、着付け師が足りない
着付け師は年配の人がやってるイメージのようですが、30,40代の方も活躍しています。
(実際現場に行くと、若くてびっくりしたと言われます。当方44歳です)
ですが平均年齢は50代?60代くらいでしょうか?
いま着付け師が足りていないと聞きます。
高齢の方がたくさんコロナ禍で引退されたそうです。
着付けのお仕事をしたい方、まずはレッスンで着物を着せてみませんか?
お免状はありませんが、一つずつ丁寧にわかりやすくお伝えしております。
出張着付け料金
お出かけ、式典等にお着物を着たいという方、ご利用ください。
振袖 7,000円
留袖 6,000円
訪問着・付け下げ 5,000円
色無地・小紋・紬 4,000円
浴衣 3,000円
女袴 4,000円
振袖以外での帯変わり結び +1,000円
交通費別途
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